物事をスムーズに運ぶためには
合理的な順番があります。


たとえば、「出入り口」という言葉は、
出口と入り口を総称した呼び方ですが、
出る人と入る人がぶつかりあったとき
どちらを優先したら、スムーズにいくでしょうか?

答えは歴然としています。
出る人が先に出たら、スペースができるので
入る人は、スムーズに中に入ることができます。


電車やエレベーターでは、
ドアが開いたら
「下りる人が先」
というのは鉄則ですね。

下りる人が下りないと
中のスペースが空きません。

駐車場でも出る車がないと
中のスペースが空きません。

だから、出入り口では
出るが先!』なんです」

出入り口2


呼吸」は、息を吸ったり吐いたりすることですが
漢字で書くと、「
吸うを呼ぶ」と書きます。
「吸うを呼ぶ」行為、それは「吐く」ことです。

つまり、息を吐いてから吸うと
胸の中にスペースができるので
スムーズに呼吸できる
ということです。

子どもが喘息を起こすと
ぜぇぜぇ言って呼吸が苦しくなります。
「呼吸ができなくなって
死んでしまうのではないか」
と親は慌てて、息を吸わせようとします。

それは「息を吸わないと死ぬ」という固定観念があるからです。

「まずは落ち着いて、口をとがらせて
ゆっくり息を吐かせてください。
息を吐いたら、必ず子どもは息を吸います。
吸わせようとせずに、
息を吐かせようとしたらいいのです。
喘息の発作
息がうまく吐けないので
子どもは苦しいのです。
中の空気をうまく吐いたら
子どもは楽になります」
と小児科医が説明している本を読んだことがあります。

水泳の息つぎ
顔を上げた瞬間に空気を吸おうとするとうまくできないけれど
まずは息を吐いたら、
自動的に息を吸うことができる
といいますね。
(短い時間で息継ぎするためには
水中で息を吐いておくと
顔を出したときに吸うだけですみます)



会話」という言葉を辞書で調べたらこう書いてありました。
「意思の疎通を図ったり、用を足したりするための話のやりとり

あ!「やりとり(遣り取り)」なんだ。
会話も、「あげてから、取る」。

会話でも
自分から
胸の内をオープンにすることは大切なことですね。


何事も自分から吐き出す

あ、これは、決して
自分の考えをガンガン言って
相手の話を聞かないという意味ではありませんよ。

自分の持っているものを外に出さず、
外のものを取り込もうとしても上手くいかないはず。。。

僕は最近
いろいろなものを僕の中に取り入れようと
あせりすぎていたかもしれません。

風船のように僕が膨らんでいっているような
錯覚に陥る時がありました。

少しは出さないと。
破裂してしまっては
元も子もありません。

心がけたいと思います。


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