僕の読書感想文です。
読書がまだまだ肥やしになっていないと
昨日の記事で言ったばかりですが
読書好きは続いてるので。。。
いろいろ読んだ本の中から
ひとつ紹介させてください。
本のタイトルは
『ぼくの命は言葉とともにある』
著者は
世界初、全盲ろうの現役東大教授、福島智さん。
9歳で全盲になり18歳で両耳の聴力を失います。
その後絶望の人生の中、ついに47歳の時、
全盲ろう者として世界初の大学教授になります。
それまでの道のりは想像できない道のりだった
と思いますが、コミュニケーションの手段として
母親と『指点字』というものを開発します。
著書の最後に新入生への祝辞が紹介されています。
『皆さん、東京大学ご入学おめでとうございます。
(中略)
見えなくて、同時に聞こえないということは主観的には
自分がこの地上から消えてしまって、まるで地球の夜の
側の真っ暗な宇宙空間に連れていかれたような感覚に
襲われる状態でした。
何も見えず、何も聞こえない、いつまでも続く静かな夜
の世界。それは言葉で表現ができないような孤独と絶望
の世界でした。
私がもっとも辛かったのは、見えない・聞こえないという
ことそれ自体よりも周囲の他者とのコミュニケーションが
できなくなってしまったことです。
(中略)
私がこうした絶望の状態から抜け出せたのは、母が偶然
思いついた『指点字』という会話方法、点字の仕組みを
応用して指先でタッチするコミュニケーション手段の
おかげでした。
(中略)
私は、盲ろう者になってその体験から二つのことを学んだ
ように思います。
一つは、人間は独りぼっちでは生きていけないということ。
他社とのかかわり、他社とのコミュニケーションがなければ、
どのような知識や情報があっても、あるいは、
すばらしいご馳走を食べていても、生きる上でのエネルギー
は湧いてこないということです。
そしてもう一つは、どのような困難な状況にあっても可能性
がゼロになることはない、チャレンジし現状を変革していく
可能性は必ずある、ということです。』
(本当はもっと長いスピーチですが一部抜粋で。)
なにげなく使っているコミュニケーションの大切さ
人は人に助けられていること
人は人に磨かれていることを
改めて感じました。
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世界初、全盲ろうの現役東大教授、福島智さん。
9歳で全盲になり18歳で両耳の聴力を失います。
その後絶望の人生の中、ついに47歳の時、
全盲ろう者として世界初の大学教授になります。
それまでの道のりは想像できない道のりだった
と思いますが、コミュニケーションの手段として
母親と『指点字』というものを開発します。
著書の最後に新入生への祝辞が紹介されています。
『皆さん、東京大学ご入学おめでとうございます。
(中略)
見えなくて、同時に聞こえないということは主観的には
自分がこの地上から消えてしまって、まるで地球の夜の
側の真っ暗な宇宙空間に連れていかれたような感覚に
襲われる状態でした。
何も見えず、何も聞こえない、いつまでも続く静かな夜
の世界。それは言葉で表現ができないような孤独と絶望
の世界でした。
私がもっとも辛かったのは、見えない・聞こえないという
ことそれ自体よりも周囲の他者とのコミュニケーションが
できなくなってしまったことです。
(中略)
私がこうした絶望の状態から抜け出せたのは、母が偶然
思いついた『指点字』という会話方法、点字の仕組みを
応用して指先でタッチするコミュニケーション手段の
おかげでした。
(中略)
私は、盲ろう者になってその体験から二つのことを学んだ
ように思います。
一つは、人間は独りぼっちでは生きていけないということ。
他社とのかかわり、他社とのコミュニケーションがなければ、
どのような知識や情報があっても、あるいは、
すばらしいご馳走を食べていても、生きる上でのエネルギー
は湧いてこないということです。
そしてもう一つは、どのような困難な状況にあっても可能性
がゼロになることはない、チャレンジし現状を変革していく
可能性は必ずある、ということです。』
(本当はもっと長いスピーチですが一部抜粋で。)
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人は人に助けられていること
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